最終回アフレコレポート
『フタコイ オルタナティブ』感動のフィナーレ! 最終回の収録を終えたばかりの皆さんに、感想と思い出を語っていただきました。

三ツ木公彦の登場によって、崩れてしまったトライアングルは修復されるのか?
因縁のイカファイヤーとの戦いの行方は?
ニコタマの人々は、世界の平和は――

と、見どころたっぷりだった『フタコイ オルタナティブ』最終回。5月某日に行われたそのアフレコ現場は、和気あいあいとした雰囲気ながらも、ちょっとしんみり? ……でも、収録が終わった後の取材では、やっぱり笑い声の絶えない和やかムードに。

ハッピーエンドに大満足!イカファイヤーは必見!!

「まだ最終回という実感はあまり湧かないですね」というのは、沙羅役の水橋かおりさん。
 双樹役の門脇舞さんは「最後が杉作のおばちゃんと、玄ちゃんの結婚式で、『フタコイ』らしい賑やかな終わり方でよかったです」と、ハッピーエンドにニッコリ。
 主人公の恋太郎を演じられた関智一さんは、「あっという間の13話でした。生活感があって、映像も美しくて、すごくリアルなんだけど、でもイカファイヤーとか出てきてしまうような雰囲気が好きでした。僕は、監督さんに聞いて、ちょっだけ先を知っていたんですが、それでもどんな展開になるのか読めなくてドキドキしました。綺麗にまとまって安心しました」
 前作と違って、アクションシーンの多かった今作ですが、「ゴスロリ仮面を演じられて気持ちよかった!」(ユラ役、綱掛裕美さん)、「町の平和を取り戻すことができて、ゴスロリ仮面こと桜月姉妹も安心しました」(キラ役、伊月ゆいさん)と、キャストの皆さんは演じられることを楽しんだ様子。でも、アクションでのセリフ回しや、長セリフは、大変だったとか。
その一方で、『フタコイ』で印象の強かったシーンでは、ほとんどの皆さんが、ニコタマでの何気ない日常、生活感をあげられていた。ただし、イカファイヤーは別格。イカファイヤーを演じる長島雄一さんの怪演っぷりに、噴き出すのを抑えるのに苦労したそう。
 イカファイヤーの活躍(?)を見逃した方は、DVDで楽しもう!

キャストコメント
双葉恋太郎/関智一
「僕は、前作の『双恋』は知らなくて、今作からの参加と言うことで、期待と不安が入り混じった感じでしたが、非常に楽しく演じることができました。
でも、恋太郎がハーレム状態になるのかなと期待していたら、そうでもなかったですね(笑)。
どちらかというと成長物語だったのかなと感じてます。恋太郎は途中、いろいろ悩みましたが、最後はエンタテインメントしつつも、素敵な終わり方だったと思います。ぜひまた、DVDを買って、繰り返し見ていただけたら嬉しいです」
白鐘沙羅/水橋かおり
「最後に沙羅双樹と恋太郎が、前と同じ関係に戻れてよかったです。これからも、変わらない関係でいてほしい。いっぱい喋って、楽しく過ごしていって欲しいと思います。ただ、沙羅ちゃんに言いたいのは、公彦さんも悪くないと思うよ?と(笑)。いい人ですよね、公彦さん。恋太郎さんと沙羅双樹のトライアングルに公彦さんが加わって、4角形になって、さらに5人、6人……って、増えていったら、いいなと思います」
白鐘双樹/門脇舞
「ニコタマ全体が幸せな感じで終わって、まさにハッピーエンドという感じでしたね。何度か言ったんですけど、『フタコイ』で3人が川べりを歩いているような、そういうあったかい雰囲気がすごく好きだったので、最終回でもそれを感じられたのが嬉しかったです。『フタコイ』は映像や音楽もすごく綺麗で、素敵な作品なので、DVDでぜひ見てもらえたらと思います。ありがとうございました」
桜月キラ/伊月ゆい
「最終回で、『やっぱりニコタマが好きだから』というキャッチフレーズが出てきてジーンとしました。桜月姉妹もニコタマが大好きなんですよね。だから、初登場の話でお父さんの桜月組長と戦ったりしたんですけど……。でも、そのお父さんもニコタマがやっぱり好きで。だから、最後にみんなが笑って終わることができてよかったです。キラユラ的には、ゴスロリ仮面の衣装にも注目してください」
桜月ユラ/綱掛裕美
「ユラちゃんが「オリャー」て叫ぶシーンとかあって、もしもイメージを壊してしまったという方がいたらごめんなさい。でも、ゴスロリ仮面になって、アクションシーンがいっぱいできて爽快でした! 先の展開が読めない作品でハラハラしっぱなしでしたが、ハッピーエンドでホッとしました。『双恋』シリーズはこれで最後だと思うと寂しいですが、DVDで末永く可愛がってあげてください」
三ツ木公彦/野島裕史
「僕は、主人公の恋敵役という役どころなんだけど、悪いヤツじゃないと思うのであまり嫌わないでいてくれるといいなと。沙羅ちゃんもいい人だと言ってくれてるし……まあ、“いい人”というのは、だいたいフラれると相場が決まっているんですが(笑)。もしも、公彦のことが気になる人がいたら、まずそこだけDVDを買って(笑)、遡って見ていくのも面白いんじゃないかと思います」