脚本:杉原研二/絵コンテ:山崎たかし・誌村宏明/演出:雄谷將仁/作画監督:村上勉・鳥山冬美
 マコトに女装の素養があったこととか、タケルおじさんはハルカたちにとって「お母さんのお姉さんの息子さん」であることとか、その人について今まで知らなかったことが、なにかのきっかけで判明することが、たまにあります。
番長こと藤岡と、図書室でなにげなく話をしていたことをきっかけに、カナはとある身近な人についての新発見をすることになりました。 なんと藤岡よりも前からこの学校には番長が存在していて、中でも初代番長は多くの逸話を残した伝説の人だと、上級生の女子が教えてくれたのです。
その日、家に帰ったカナが「セクハラしてきた数学教師に花瓶の水をかけた」ことについて聞いてみると、その伝説の番長であるハルカの顔色がさっと変わりました。
番長と呼ばれていたことをカナに知られ、そのうえ花瓶の水の一件のことを思い出してしまい、その日のハルカの気分はさぞかしブルーだったと思われます。