KING AMUSEMENT CREATIVE | SONIC BLADE

MY HOUSE

あなたの”幸せ”を心地よく破壊する。

構想5年、堤 幸彦が本当に撮りたかった衝撃作

  • 企画・監督・脚本協力:堤 幸彦 原作:坂口 恭平「TOKYO 0円ハウス 0円生活」(河出文庫刊)「隅田川のエジソン」(幻冬舎文庫刊)
  • いとうたかお 石田えり 村田 勘 板尾創路  / 木村多江
  • 脚本:畑 典彦 製作:大月俊倫 プロデューサー:前田浩子、神 康幸 制作:オフィスクレッシェンド、アルケミー・プロダクションズ 名古屋・制作協力:ランプラス 製作:「MY HOUSE」製作委員会 配給:キングレコード/ティ・ジョイ

10月24日 Blu-ray&DVDリリース

INTRODUCTION

常に革新的な表現を生み出し、現在のエンターテインメント作品のスタイルに多大な影響をおよぼす
奇才・堤幸彦が、これまでとはまったく違ったアプローチで映画を撮った。
07年雑誌に掲載されていた建築家/作家の坂口恭平のホームレス生活に関する記事を読み、
既成概念を打ち破る生き方に触発された堤は、情報量の多い画や音楽でエンターテイメント性を高める
作風を封印し、出身地・名古屋でモノクロ映画に挑んだ。
主演を務めるのは、名古屋在住のフォークシンガーいとうたかお。本格的な演技は今回が初めてとなる。
脇を固めるのは石田えり、板尾創路、木村多江という実力派たち。原作はコストゼロの家を提唱し各界から注目を集める坂口恭平。意外性のある組み合わせによって誕生した異色の映画『MY HOUSE』には、堤幸彦の新たな可能性が濃密に息づいている。

STORY

とある都会の片隅に、見たこともない「家」が建っていた。それは鈴木さん(いとうたかお)とパートナー・スミちゃん(石田えり)が作った組み立て式の、どこへでも自由に移動できる画期的な「家」。
鈴木さんはほぼ0円で生活を賄っている。都会に捨てられたアルミ缶を拾い集め換金、不要になったクルマのバッテリーを使って狭いながらもオール電化。目からウロコのアイデアを駆使することで、質素ではあるがそこそこ快適に暮らしていた。都会に生きる自由で不自由な存在。
その一方で、エリートコースを目指す中学生・ショータ(村田 勘)がいた。人嫌いで潔癖症の主婦・トモコ(木村多江)がいた。決して交わるはずのなかった彼らの暮らしが、ある事件をきっかけに交差していく―。