ネギ先生&生徒全員らがズラリと勢揃い!

 
累計1千万部を越える超人気コミック「魔法先生ネギま!」(講談社刊・週刊少年マガジン連載)が、アニメ化に続き、TVドラマとなってテレビ東京系ほかにて10月3日25時20分より放送が開始されることが決定!
その製作発表会が、9月1日に東京・渋谷のライブハウス「SHIBUYA O-EAST」で行われた。
 
たくさんのマスコミ取材陣のほかに、幸運にも応募で当選して参加することができたファンが観客席に座って待ちわびるなか、イベントがスタート。
まずステージに登場したのは高畑先生役のヒロシさん、しずな先生役の及川奈央さん。
教師らしくスーツ姿できめたヒロシさんと、セクシーな白いミニのスーツ姿で登場した及川さんに、会場からは大きな拍手が送られた。
2人はさっそく自分のキャラについてコメントを披露。

ヒロシさん(高畑・T・タカミチ役)
「僕が演じている高畑先生ですが、原作を呼んだイメージとしては格好よくって強いというイメージがあるんですけど、自分とは全然違うんですよね(笑)。
でもできるだけ高畑先生に近づけるよう努力していますので、みなさん応援よろしくお願いします」

及川奈央さん(源しずな役)
「しずな先生は主人公であるネギ先生の良き相談役というキャラです。
あるシーンでしずな先生が高畑先生に酔っぱらって回し蹴りを食らわしたりするんですけど、そのシーンをワイヤーアクションで身体を張って撮影したんですが、脚のところに傷が残ってしまいました」

「傷が……」といいながら脚を上げてみせる及川さんに、カメラマンは盛んにカメラのフラッシュが焚く。その色っぽさは原作のしずな先生に勝るとも劣らなかったぞ。
 

 
続いて、麻帆良学園3年A組の生徒たちの紹介。
及川さんとヒロシさんが出席番号順に名前を読み上げると、次々に制服を着た生徒たちがステージに現われ、セットのひな壇に並んでいく。
最初は出席番号1番・相坂さよ役の西田麻衣さんがセーラー服姿で、続く出席番号2番・明石裕奈役の山本真代さんからは赤を基調にした麻帆良学園の制服を来て登場。
なかでもヒロインの神楽坂明日菜役・若月さらさんや、緑色のウィッグをつけ、いかにもロボット然とした姿の絡繰茶々丸役・三枝万莉さん、こちらも長い髪のウィッグをなびかせたエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル役の桑江咲菜さんらが登場すると、会場からは、「おおっ!」などの声や拍手とともにどよめきが湧き上がった。
こうしてステージに勢揃いした生徒たちは総勢30名(1人欠席)。
その壮観さと、ちょっと緊張した生徒たちの初々しさに会場のファンも大喜び。
ここで、出席番号順にズラリと並んだ生徒たちによる自己紹介と意気込みなどが語られた。
 
 
1番/西田麻衣さん(相坂さよ役)
「マイペースに自分らしくさよちゃんを演じたいと思います。みなさん応援よろしくお願いします」

2番/山本真代さん(明石裕奈役)
「笑顔で頑張ります。ザジの隣にいますので、2人を探してみてください」

3番/近藤未穂子さん(朝倉和美役)
「初めまして。報道部のエースとしてたくさんパパラッチをしていきたいと思いますし、そんな和美ちゃんの役を精一杯演じたいと思います」

4番/大瀬あみさん(綾瀬夕映役)
「いつも髪の毛が触角みたいに立ってますので、そこに注目してください(笑)」

5番/藤本泉さん(和泉亜子役)
「亜子ちゃんの可愛さを崩さないように頑張ります」

6番/滝川結貴さん(大河内アキラ役)
「水泳部のエースとして、ファンのみんなに愛してもらえるカッコ可愛いアキラちゃんになるように努力します」

7番/大島あすみさん(柿崎美砂役)
「美砂っぽく色っぽくなれるように、それとチアも頑張りますので、よろしくお願いします」

8番/若月さらさん(神楽坂明日菜役)
「今回がドラマ初出演で、楽しくもあり、心配でもあったりしますが、精一杯頑張りたいと思います。ぜひ見てください」

9番/長谷川静香さん(春日美空役)
「ボーイッシュなキャラを頑張って演じたいです。明日菜の後ろの方で、ちょこまかとコミカルな演技をしていますので、そこに注目してください」

10番/三枝万莉さん(絡繰茶々丸役)
「初めてやるような役ですが、エヴァを守りながら戦うロボットを演じていきたいと思います」

11番/市川円香さん(釘宮円)
「キャストの中では最年長なのですが、みんなの若さについて行きたいと思います。釘宮を可愛く格好良く演じたいと思います。」

12番/岡本紗里さん(古菲役)
「元気で明るく演じたいです。バカレンジャーとしても魅力的なので、そこも見ていただけたら嬉しいです」

13番/松永裕子さん(近衛木乃香役)
「はんなりとした木乃香の京都弁を、ぜひ聴いてください」

14番/渡辺あゆみさん(早乙女ハルナ役)
「私らしく元気に明るくハルナを頑張って演じていきたいと思います」

16番/河瀬ゆりさん(佐々木まき絵役)
「新体操のリボンを頑張りました。まき絵のイメージを壊さないように演じていけたらいいなと思います」

17番/香山碧さん(椎名桜子役)
「桜子はとにかくいつも元気。そんな彼女の元気を最後まで一生懸命演じていきますので、見てください」

18番/樹里さん(龍宮真名役)
「殺し屋の役ということですごい難しいんですけど、頑張って演じたいと思います」

19番/渡辺けあきさん(超鈴音役)
「3日前に誕生日で15才になりました(会場とキャストから拍手)。超のアクションに期待しください。あと超包子に注目!」

20番/新井夕夏さん(長瀬楓役)
「楓らしく自分らしく精一杯演じます。応援よろしくお願いします」

21番/谷本安衣さん(那波千鶴役)
「しっかりしたお姉さんになれるように頑張ります。千鶴はいつも夏美と一緒にいるので、2人セットで映像をチェックして見てください」

22番/片岡沙耶さん(鳴滝風香役)
「史伽を引っ張って行きたいと思います。双子パワーで頑張ります!」

23番/山本真菜香さん(鳴滝史伽役)
「史伽ちゃんらしく、一生懸命お姉ちゃんについていきたいと思います」

24番/内田りりこさん(葉加瀬聡美役)
「自分なりに葉加瀬の科学者っぷりに力を入れてキャラを演じていきたいと思います。発明品もすごいので、そこもぜひ見てください」

25番/麻生夏子さん(長谷川千雨役)
「千雨とちうの応援よろしくお願いします!」

26番/桑江咲菜さん(エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル役)
「600才で吸血鬼という複雑な役なんですが、頑張って演じたいと思います」

27番/和川美優さん(宮崎のどか役)
「自分なりに、のどかちゃんを演じたいと思っています。応援お願いします」

28番/椋木えりさん(村上夏美)
「撮影現場はとってもパワフルで、元気いっぱいです。毎回、村上夏美を探してみてください」

29番/おおつか麗衣さん(雪広あやか役)
「今こうして、この舞台に立っていることがとても幸せです。みなさんにネギ先生は渡しません(笑)」

30番/清水芽衣さん(四葉五月役)
「のほほんとクラスを見守っていきたいと思います」

31番/畠沢妙佳さん(ザジ・レイニーデイ役)
「画面のどこかしらにザジがいるので、頑張って見つけてください(笑)」
 















 
生徒に続いては、学園長先生役の佐藤蛾次郎さんがステージに登場。
あまりの存在感に会場の観客からは「おー!」と驚きと笑い声も上がった。
さっそく演じていてどうかという質問に「こういう役は初めてなので非常に楽しく演じています」とコメント。
傍らの近衛木乃香役の松永裕子さんを抱き寄せ「この娘が僕の孫なんですよ。非常に溺愛しています」と笑顔を見せ、さらには「ひそかに及川さんのしずな先生を、スケベな気持ちで愛している!」と言うなど、まさに学園長といった感じのトークに会場は大いに盛り上がった。
 
 
そして佐藤蛾次郎さんの呼び込みで、キャストが未公開だったネギ・スプリングフィールド役の柏幸奈さんがついに登場!
初公開となる、その可愛い姿に会場からは大きな歓声と拍手が湧き上がった。
 
  柏幸奈さん(ネギ・スプリングフィールド役)
「ネギ・スプリングフィールド役の柏幸奈です。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします」

元気に挨拶した柏さんだが、大勢の観客を前にちょっとアガってしまっている様子。 それでも「あ、すいません。緊張しています(笑)。ネギはまだ10才なのに生徒さんたちのことを、一生懸命考えていて、大好きな先生です」と言って笑顔を見せる健気なその姿に、会場からは温かい拍手が送られた。
その拍手に元気づけられたかのように、柏さんは改めて演じるにあたっての意気込みを述べてくれた。
 
「最初この役を演じると決まった時はすごく不安で、私がネギくんをちゃんと演じられるかすごい不安でした。
原作を呼んだ時、ネギくんはすごく可愛いなと思って……生徒さんたちに一生懸命なんだから、私も同じ気持ちで演じられたらと思います」

ネギ役の柏さんに続いては原作者の赤松健先生が登場。
 
赤松健(原作者)
「並んでいるキャストのみなさんの緊張の面もちが超萌えですね(笑)。
制服を着たところを初めて見たんですが『コレだ!』と思いましたね。大満足です。
監督にちょっとHめにお願いできますかと頼んだら快諾してくださったので(笑)、すごく期待しています。
かなり面白いドラマになっていますので、自分も負けられないなと思っています」

そして最後に金田龍監督が登場。
赤松先生の隣に立ち、「赤松先生がおっしゃられたように、どれだけHなシーンをいっぱい作るか……というのは半分冗談ですが(笑)」と軽く笑いをとりながら、作品への意気込みを語ってくれた。
「僕は強いものを作りたいと思っていまして、『ネギま!』の原作を拝見させていただいて、すごく幅のある原作だなと思いました。お色気と、友情・恋愛、そしてバトルとこれだけ幅のある作品を監督させていただくのは今までなかったし、シリーズ総監督も初めてなので、自分なりにこの作品をどう見せていくか考えたんです。そのときのポイントが、ただ1点『強さ』でした。
どんなときも強い心を持つこと、そして映像としての強いもの、すべてにおいて強いものを作りたいという思いで、日々みんなから力をもらいながら頑張っています。 その想いが映像に反映されているはずです。映画を一本撮る意気込みで、やっていますので、ぜひ期待して見てください」
 
 
金田監督が力強く語った後で、先行映像の上映がスタート。
特訓したという生徒たちによる力強いアクションシーンや、ネギ先生の可愛い映像を、会場のファンたちは息を詰めて見入っていた。
 
先行映像上映の後は、生徒全員によるOPテーマの「Pink Generation」の披露。
生徒全員が歌うステージは、「全員で歌うのは初めてで、数日前からみんなで練習してきました」と明日菜役の若月さんが語った振りつけ付き。
アイドルグループを思い起こさせるノリノリの明るくテンポいい曲調の歌に、観客からは手拍子と大きな声援が送られ、歌い終わった後には 「今回みなさんの前で歌うのはすごい緊張したんですけど、すごいパワフルで元気のでる歌だと思うし、こっちも歌って楽しかったので、その気持ちがみなさんにも伝わればいいなと思います」と若月さんが生徒を代表して感想を述べた。
 
 
 
イベントの最後にはネギ役の柏さんが「初めての主演でセリフも多く、男の子らしい仕草などもあって大変ですが、頑張ります。 自分にしかできないネギくんを演じたいと思っています。
このドラマ版『ネギま!』をみんなで力を合わせて頑張ったので、オンエアを楽しみにしていて下さい!」とコメント。

続いて学園長の佐藤さんも「皆さんぜひ期待して見てください。『ネギま!』をよろしくお願いします」と語り、会場からは大きな拍手が贈られた。
こうしてTVドラマ版「魔法先生ネギま!」製作発表会は終幕。
キャスト、スタッフの作品にかける思いが伝わってくるイベントだった。
「ネギま!」初となる実写ドラマで一体どんな映像を披露してくれるのか、今後の展開が待ち遠しい。