第3話
『危うしのBPS!
 凄腕女プログロマーは、
 小学生!?』

その1
国内に存在しないとされる核兵器……。
あるはずのない兵器の制御装置が何者かによってハッキングされれた!
食料援助を断られた某国による非合法報復なのか!?
事態を重く見た陸上自衛隊幕僚監部秋月三佐はBPSに協力を依頼する。成層圏で核ミサイルを爆破し強力な電磁波を発生させることで地上の電子機器のすべてを使用不能にしようとする相手に対し、BPSは防御障壁をプログラムを構築することで対抗せんとする……。
だが、米軍の介入により事態は一転、BPSが構築していたプログラムも含め事件に関する全てのデータは米軍の手に渡ることとなる。
日本より引き渡されたデータを解析しハッキングを阻止した米情報海軍の少女プログラマー柚木頼子はBPSの構築した防御障壁プログラムに強い関心を示す。そんな彼女がとった行動とは……。

その2
美紗緒の通う学校に転校してきた頼子は、美紗緒と仲良くなることでBPSに接近する。
自らの夢を語りBPSにパートナーにならないかと誘う頼子。
言葉を濁すBPSに頼子は問う。
『あなたの夢は?』と。
だが、頼子の問いにBPSは答えを返さなかった……。


その3
核兵器制御装置をハッキングした連中が再び動き始めた!
緊急招集を受け、対処にあたる頼子。
だが、ハッカー連中の裏には"あの"アメリカ王率いるキャラテック社が!
核兵器の成層圏爆破をあきらめたハッカーたちの狙いは核兵器の地上爆破!
地上で核兵器が爆発すれば、美紗緒たちの住む町も核汚染されてしまう……。
頼子の脳裏に美紗緒の笑顔が浮かぶ……。
ピンチに陥った頼子のもと一通のメールが届く。
それはBPSからのメールだった!
BPSの助けを借りてハッカーたちの野望を打ち砕く頼子。
短い休暇を終えた頼子は、BPSや美紗緒との思い出を胸に日本を後にするのだった。


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