第5話
『惑いのBPS!
 女スパイ?の甘い罠、
 いい日旅立ち拉致監禁』

その1
BPSはソフト開発会社でのアルバイト中、謎の美人ホステスと知り合った。
彼女に、パソコンのことを教えてくれと頼まれ、少々戸惑い気味のBPS。
そんな中、警視庁公安部の秋月がBPSを尋ねてくる。
秋月は、このところ著名なコンピューター技術者たちが連続して姿を消すという事件が発生しているとBPSに告げ、警戒を促すとともに事件の解決を依頼するのだった。

その2
BPSが謎の美人ホステス川原砂姫にパソコンを教えると約束した日は、美紗緒ちゃんが中等部のサッカーの試合を応援するためチアリーディングをする日でもあった!
美紗緒ちゃんか美人ホステスか思い悩みつつも、結局、美人ホステスのマンションを訪れるBPS。
一抹の不安を抱えつつも、砂姫のマンションを訪れたBPSは、早速、パソコンの設定に取りかかる。
そこに現れたのは、砂姫の友人だと名乗る謎のニューハーフ!
その男(?)こそ、一連の技術者誘拐事件を起こした犯人だったのである!
咄嗟の機転で、電源をショートさせ、ニューハーフを撃退するBPS!
警視庁公安部の秋月も駆けつけ、事件は一件落着かと思いきや、謎のニューハーフはBPSが護身用に用意していたマグネシウム弾を逆に利用し、BPSを連れ去るのだった……。

その3
砂姫とともに謎のニューハーフによって誘拐されてしまったBPS。
BPSと砂姫はヘリに乗せられいずこかへと移送されていた……。
事態を打開すべくBPSは 砂姫の携帯を使い、現在の位置を察知。また海上保安庁を誘導するとともに、秋月にも連絡をとる。秋月からヘリへと無線連絡が入り、うろたえるニューハーフ。
その時、ヘリを運転していたパイロットがニューハーフに注射を打ち、彼(?)を失神させた。
ヘリを運転していた男こそ、BPSが以前所属していたMPS(三浦プログラミングスクール) の三浦校長だったのである。
「ミカも会いたがっている……」
三浦はそう言い残すと、ヘリからパラシュートを使い飛び降りたのだった。
なんとか窮地を脱したBPS。
だが、謎は残されたままである。
三浦とBPSの間に一体どんな過去があったのか?
ミカとは?
多くの謎を残したまま、この物語はひとまず幕を閉じるのであった。


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